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• パラトープ

  
  

  抗原結合部位とも呼ばれるパラトープは、抗原を認識して結合する抗体の一部です。抗体Fv領域の小さな領域（5〜10アミノ酸）であり、フラグメント抗原結合（Fab領域）の一部であり、抗体の重鎖と軽鎖の一部を含んでいます。抗体モノマーのY字型の各アームには、相補性決定領域のセットであるパラトープが付いています。パラトープが結合する抗原の部分は、エピトープと呼ばれます。これはミモトープで模倣できます。右側の図は、B白血球に一般的に見られる抗体を示しています。イディオタイプの刻まれた内側部分（上の図の丸で囲まれた領域5）は、抗原のエピトープが結合するパラトープです。

• エピトープ

  抗原決定基としても知られるエピトープは、免疫系、特に抗体、B細胞、またはT細胞によって認識される抗原の一部です。例えば、エピトープは、抗体が結合する抗原の特定の部分です。エピトープに結合する抗体の部分は、パラトープと呼ばれます。エピトープは通常、非自己タンパク質ですが、認識できる宿主由来の配列（自己免疫疾患の場合のように）もエピトープです。タンパク質抗原のエピトープは、構造とパラトープとの相互作用に基づいて、立体配座エピトープと線形エピトープに分類されます。立体構造エピトープは、抗原のアミノ酸配列の不連続部分で構成されています。これらのエピトープは、3次元表面の特徴と抗原の形状または三次構造に基づいてパラトープと相互作用します。立体構造的であるエピトープの割合は不明です。対照的に、線形エピトープは、その一次構造に基づいてパラトープと相互作用します。線形エピトープは、抗原からのアミノ酸の連続配列によって形成されます。

• パラトープ（名詞）

  抗原に結合する抗体の分子の部分

• エピトープ（名詞）

  免疫応答のターゲットである生体分子（タンパク質など）の部分

• エピトープ（名詞）

  抗体が付着する抗原分子の部分。